【麻雀】完全先づけルールの解説
完全先づけとは
麻雀,特に三麻では「完全先づけ(完先)」ルールを採用する事が多い.
ただこの完先というルール,ちゃんと理解している人は少ないのです.
このルールについてちょっと解説します.
1.翻牌バックの禁止
上記のような「最終的な役とは関係のない牌」を鳴いた場合,發で和了ることはできません.
先づけはこのように「第一鳴きが役に関係する」鳴きでなければなりません
2.すべての待ち牌に役が無ければならない
4ソウは断ヤオですが,1ソウでは役がありません.
よって4ソウで出和了することはできません.
しかし,門前であれば「門前ツモ」という役があるのでいつでもツモることは出来ます.
3.王手飛車
發:翻牌(發) 中:翻牌(中)
このように門前で且つすべての待ち牌に役がある場合,完全先づけルールでは厳密では和了れませんが,「門前王手飛車有り」のルールでは特例でそのまま和了る事が出来ます.雀荘のルールにはほぼ明記されています.
4.一気通貫
完先ルールでは一気通貫に関して誤解が多いので解説します.
これはもちろん3ソウは役がないので6ソウが出ても和了れません.
このように一気通貫はこれで役が確定していると定義されています.よって門前でなくても5ソウであがる事が出来ます.